日本鬼子、日本と中国の解釈の違い

最近の日中関係でブログで話題になっている”日本鬼子”という言葉。
”鬼子”とはWikiによると、もともとは聊斎志異に出る魔物を指し、その後は顔立ちの異なる西洋人を指し、そして日清戦争後は侵略者の日本人を指すになったとある。 侮蔑を表す語であった。
最近の反日デモで掲げられる”日本鬼子”の言葉は、日本を侮辱した意味である訳なのだが、”鬼”の字の日本におけるイメージは違うものである。 強さ・無謀さ・殺人・悪さなど、場合によってはピカレスク的な敬意とも解釈される。
中国で反日デモに対する日本の反応がしらけてしまうのも仕方がないことである。

さて、この”日本鬼子”という言葉で萌えキャラにして中国へ送り返してしまおうという動きがあったりする。
すでに多数のキャラが有志によって描かれているわけだが、この萌えキャラ運動に対する中国人の反応も面白い。 日本はオタクによって終わった、という呆れた反応である。 また、中国にもオタクが存在し、黒髪希望だの、薙刀はありだのの、某大型掲示板で交わされるような反応もあったりする。

日本と中国、お隣どうしでも文化が違うので、話がかみ合っていないのである。
そういえば、東京出身の私と大阪のお客さんとも、話がかみ合っていないことがよくある。 これも文化の違いのなせる技か。 私はカレーにソースをかけたりしないし。

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