指扇駅を下りて荒川河川敷を下流に向かってウォーキング。
がんがん飛ばすロードバイクのローディーをしり目に、暖かな日差しの中をのんびりと歩く。
一級河川・荒川は、一時ストップしていたスーパー堤防化が大震災以降急速に堤防強化工事を拡大し始めた。
フォークリフトの教習がある自動車教習所を過ぎると、築堤工事が見えてきた。天端部の締め固めが終わった、というところだろうか。この後、芝生養生したり法面にブロック施工したりするのだろう。
そのすこし先にはいくつかの保険組合の運動場があり、そこにある樋門工事に興味があった。
昨年夏に新聞に掲載されていた、青木あすなろ建設の大久保樋管改築工事で、堤防下を通す樋管が地盤が沈下しても水漏れしない工法で、昨年から何度か見に来ていた。
きれいな仕上がりである。
あとは、その横にある旧樋門の解体工事が残っている。
秋ヶ瀬公園を抜けて彩湖まで歩いてきたところで、妙な風を感じた。
だんだんと風速が強まり、やがて土手や運動公園の土を舞い上げて砂嵐となった。
砂嵐で1キロ先がかすんでしまい、子供連れで遊びに来ていた家族もあわてて帰宅し始めた。
あとでニュースで知った、”煙霧”と言うそうだ。
こんなの初めての経験。