東川口駅から歩いて数分、伝右川があり、その向こうに綾瀬川があります。
子供の頃、30年以上も前ですが、この伝右川で釣りをしたことがあります。
当時、周囲四方は田んぼ。伝右川は農業用水で、タナゴやフナが良く釣れました。
さて今回は、伝右川沿いの桜のPRを見かけて、仕事を早めに切り上げて行ってみることにしました。
昔の記憶と違い、きれいに護岸工事された伝右川。
川の両岸に散り始めた桜がきれいでした。
川に沿って下流へ歩いていて気になったのは、桜の木の向きが道路から川に向かってそっくり返っていることでした。
反対岸も同じように川に向かって枝を伸ばしているので、川の真ん中から見ると、両手をハの字にしたように見えます。
これ、都内を流れる石神井川の板橋から王子にかけての場面によく似ています。
散った花びらが川を被う景色がいい感じでした。
今年は開花が早かったせいか、そろそろ見納めのようで、花の散った桜の樹が、顎(がく)の濃いピンクと芽吹き始めた緑がちらちら見え始めました。